今日は、舞台ができあがっていく様子をアップしたいと思います。
| 楽屋前廊下にて ラビ&ロビン |
劇団アンゲルスでは、役者も主役であろうと仕込み
(舞台装置や照明機材、小道具などを設置して舞台空間をつくること)
をこなします。
と、いうか今回主役が一番よく働いてました笑
今回は舞台監督は舞台監督専門で仕事をしましたが、
少人数公演のときは、役者が舞台監督を兼ねるということも
アンゲルスの場合はありえます。
以前の公演では演出家が舞台監督・映像・音響を兼ねたという
離れ業をこなしたこともありました…泣
それでは仕込みをはじめましょう!
まず最初に、地がすり(舞台床全面に敷く大きな布)を敷くことからはじめます。
今回の芝居は真っ白な舞台のため、地がすりも袖幕(舞台の横に吊る幕)も
ドロップ(舞台奥に吊る幕)もぜーんぶ真っ白です。
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| たたんである地がすりを主役みずからほどいております |
現場では、イルクーツク演劇場のスタッフの方がとても機敏に働いてくださいました。
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| 地がすりをぱたぱたと開いて… |
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| みんなで広げていきます |
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| 地がすりのセンター(真ん中)と舞台のセンターを合わせます |
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| きれいにしたら床に布を留めていきます ( 照明さんのTシャツCOOL JOKEって笑 ) |
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| 舞台上に置く装置の位置をはかり、バミり(印をつけ)ます |
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| ドロップ(舞台奥の幕)を吊りたいことを、現地スタッフに通訳を介し説明 |
この間、映像班は客席上にある音響機材室でプロジェクターなどの設置、
楽屋班は楽屋とお茶場の準備、照明と演奏者は機材チェックなど、
同時進行に行っていきます。
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| 基本舞台ができると…さぁ、照明さんの出番です |
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| 特に海外公演の場合は、劇場に何の機材があるか来てみないと わからないため基本を元に現場でプランニング。 |
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| 客席で仕込み過程をじっと見守る演出家 |
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| ドロップ(舞台奥の幕)をポールに結び… |
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| ポールを吊り上げます |
私は、このドロップが吊り上がる様子を見るのが大好きです。
大きな幕がウワン!とうねって上がっていき劇場空間が出現する瞬間、
いつもたまらなくワクワクします。
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| 引き上げている間は、ポールに負担がかからないように幕の下を持ちます |
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| 舞台裏では美術家Kさんが自作の猫の最終メンテナンス |
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| 小道具を出したり組み立てたり |
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| 舞台の横壁も白い幕で覆っていきます |
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| この劇場は床に釘がうてないためガンタッカー(大きいホチキス)で留めます |
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| 組み立てた小道具を舞台に運び込みます |
いよいよ、今回のメイン舞台装置である「坂」を組み立てていきます。
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| 骨組みは写真の現地スタッフ(あだ名・棟梁)が作っておいてくれたもの |
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| 坂になる部分の板を運びこみます |
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| 棟梁がドリルでねじ止めしていきます |
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| ねじ止めが終わったら坂も白い布で包みます |
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| 主人公の家になる部分の組み立て |
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| 真っ白な舞台が出来上がってきました 各々自分の小道具をセッティングしていきます |
舞台が完成したら、照明機材の吊りこみと
シュート(照明をあてる位置を決め機材を固定する)がはじまります。
今回はキャットウォーク(舞台天井にある足場)から機材がいじれたため、
舞台をつくってる間に吊りこみは完了していたようです。
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| 天井にはりめぐらされているキャットウォーク(舞台天井足場) この上から照明をいじりたおします |
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| 舞台仕込み班は一旦休憩 お茶場には通訳の女の子が買ってきてくれたお菓子が! |
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| 楽屋班のセットも完了 |
| 演奏者のセット完了、音チェック&映像班の映像・字幕チェック |
| 照明シュート(照明の当てる位置を決め機材を固定)開始 照明さんが現地スタッフに位置を指示していきます |
| 役者(もしくは代役)が実際に立ち会い、 明かりの位置・大きさを決めていきます |
(場面場面でどの照明を使うか、どの明るさで照らすか組み合わせを
決定し決めていくこと。)
今はパソコンに決めた組み合わせを入力するとボタン一つで
その場面の照明に切り替えることができるようになりました。
(昔はフェーダーを1つ1つ手で組んでました。)
通常はシーン作りが終わってから場当たり
(役者や照明の場面転換のきっかけや立ち位置、音のきっかけなどを
芝居の最初から要所確認)していくのですが、
今回は時間がなかったので同時進行で行いました。
| 場当たりしながらの照明シーン作り・演奏者の音量、きっかけ確認・ 映像のタイミング確認…と、あらゆる確認を駆け足で |
この後ゲネプロ(通し稽古)~本番となりました。
たくさんの人間が1つの舞台を創りあげていく過程をご覧いただけたでしょうか?
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| 劇団アンゲルス公演「鴨猟」 A.ヴァンピーロフ:原作 岡井直道:脚本・演出 |
おかげさまで立ち見多数、それでも入りきれず舞台上のバルコニーまで
お客さんが入り、大盛況の中で無事に公演が終了しました。
| ご協力くださった沢山の方、観にいらした方、 本当にありがとうございました! |






























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